看護師のための気管支喘息の喘息発作ナビ

喘息発作の治療

喘息発作が起きたときには、β2刺激薬を吸入し、
狭くなった気管支を広げてあげるのが基本です。

 

ですが、発作の程度によっては、吸入ができない場合もあります。

 

そのようなときには、エビネフリンの注射を優先します。

 

重篤発作の場合は、呼吸停止など命にかかわるため、
迅速に酸素吸入を行い、
気管支拡張薬の点滴、気管挿管、人工呼吸などを行うことが必要です。

 

発作が起きているときは、患者さんのそばを離れずに観察し、
発作の程度をアセスメントできるようにします。

 

発作が悪化していると判断した場合は、
迷わずほかの看護師に連絡をします。

喘息発作の予防

非発作時は、ピークフロメータという機械で、
定期的に努力性最大呼吸流量を測定し、
この値と発作の頻度などと合わせ、
治療方針を決めていきます。

 

治療薬は、気管支拡張作用を持つ薬剤(β2刺激薬)、
抗炎症作用を持つ薬剤(副腎皮質ステロイドや抗アレルギー薬)、
両者の作用を持つ薬剤(テオフィリンやロイコトリエン受容体拮抗薬)があり、
これらを調整して状態をコントロールしていきます。

 

より状態が安定してきたら、
副作用の少ない吸入副腎皮質ステロイドを使用していきます。
副作用として口腔の感染症や嗄声があるので、
吸入後は十分にうがいをするように指導します。

 

また、発作の原因を極力回避できるよう、
日常生活の環境を整えること、風邪を引かないように注意すること、
急速を十分にとることなども指導していきます。